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江戸時代、ペットに猫が流行り、それまで番犬や狩猟など生活を共にしてきた犬の人気にとってかわったそうである。
きっかけは、女性でも抱けるサイズ、冬暖かい、やわらかいといった理由からとか。今なら散歩に行かなくてもよいのも理由になるだろう。
犬の後に猫を飼った私としては、ツンデレの性格にも理由があるのではないかと思う。実に自由気ままというか、自分ファーストに生きている。もちろん猫も百匹百葉で、私の飼ってる猫に限ることかもしれない。
が、毎日つきあってて、犬との生活の比較観察から考え、私なりに引き出してみたこと。
①飼い主への細やかな気遣いがない
②自分ファーストの生活態度
③求めることがはっきりしている
細やかな気遣いがないから、こちらは気軽でもあるけど、時には逆に気を遣ってしまうことがある。これが実はとても心地よい。相手を気遣って行動することが母性本能をくすぐるのだろうか。時にはここまで?と思うほどつくしてしまってる私がいる。私の気遣いは猫には不要な場合が多いのだが・・。
一方、相手が自分ファーストなので、こちらもその姿勢で対応できる。これはお互いの尊重といえるのか。
さらに、「細やかな気遣いがない」が相手にない結果、言わずもがなが通らない。だから変に気を遣わない。
これ人とのつきあいにも言えるのではないだろか。言わずもがなが通じないから、やってほしいことをきちんと伝え.。猫はそこらをきちんと態度で伝えてくる。伝えてくるから、こうかなああかなと気をつかう必要がない。人は言葉というコミュニケーションツールをもってるのだから、もっと端的に意思を伝えることができるだろう。
どんな関係でも、言葉で伝えることで成り立つコミュニケーションは、より円滑な関係を育んでくれるはず。
言葉は人間の生活での道具。この道具を愛される手段としてどう使いこなすか。言葉をもたずして愛される猫に教えを乞うてみようかな。
商店街アドバイザー 堀登志子