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先日テレビで特集してた完全栄養食。生きていくのに必要な栄養がすべて整った、これを食べるだけで大丈夫。という食事らしい。
その昔、食事の仕方を躾けられた。箸やお椀の持ち方だけでなく、ご飯とおかずを調和よく食べること。日本人の食の基本になってる口中調和。組み合わせで味が変わることを意識した料理。誰とどう食べるのかも想像しながら作られる献立。日本の食の奥深さはそんなところからきてるのだろう。
完全栄養食。これですべての栄養が整うとのことだが、日本の食文化はどうなるのだろう。
顔をあわせて食べることで生まれる会話。食事が美味しくなる楽しい会話。会話の末に生まれる関係。会話を生み出すために知恵を絞る料理人。
食べることは生きること。
だけではなく、楽しく生きることは楽しく食べること。食べることで得られる喜びや人間関係。大切にせずしてどうすんだ。。。
写真は昨年の郡上の旅館の朝ごはん。おかずを食べてはご飯。時々お味噌汁。少なくなったご飯はお漬物で。デザートは最後。自然に箸が動く。どのおかずをどう組み合わせて食べようかと考えるのも楽しい。目玉焼きはおかずで食べるかご飯に乗せるか、塩か醤油か・・色々悩んだり。自分は口中調和の調理人。
周りの人に「なにかける?」「これ美味しいね」「こんなの始めて」と会話も弾む弾む。誰かと食べる場と時間は大切だ。
商店街アドバイザー
堀 登志子