笑いプロジェクト

笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修

笑わせ力でトップセールスを実現

ほめる

またまた「虎に翼」の話。

朝の、寅子と娘の会話

「昨日ね はなえさんとお漬物を切ったの」

「お手伝いしてお利口ね お勉強もしっかりすること」

まず褒めてそれから希望を告げる。この順番が大切としみじみ感じる。

まず褒めること。

私が大好きな池田の歯医者さん。今は60人からのスタッフを抱える大所帯。スタッフみんなに慕われている先生の心がけてはること。「スタッフに心を開いてもらうために褒める とにかく褒めて褒めて褒める。初めて会った時には「褒めるところ」を探して褒める」と語っている。

とにかく褒めること。褒めようとすると、その人のいいところが見えてくる。この気持ちが相手を信頼すること、相手を思うことにつながっていくのだろう。信頼関係が生まれれば、そこに「笑」が育まれる。いつも楽しい笑顔に満ちている医院には、子どもたちも笑顔でやってくる。子供が笑顔だから親も笑顔になる。

 

私が属している日本笑い学会の中の医療従事者の方々から、「心を開かないと医療は届かない」「だから笑ってもらって心を開いてもらう」という言葉を聞く。

 

「笑」の力はすごい。

このすごい力を引き出すのに「褒める」ことが役立つようだ。

先日の寅子。疲れていたのだろうか・・。

ゆみが良い点をとったのに 褒め言葉はなく 「まちがえたところはきちんと見直して対策する。そしたら次は100点だから」とだけ告げていた。 あたたかかった空気が澱んだ ゆみの笑顔がきえた。はてさてこれからどうなるのか。。このコラムが皆さんの目に留まる時には展開が起きているのかもしれない。起きていないかもしれない。はてさて。

 

商店街アドバイザー

堀 登志子