笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修
笑わせ力でトップセールスを実現
商店街の話の続き。
会議の後の飲み会は難しい。会議で話し合ったこと塗り替えたり無にしたり 悪口の場になったりしてしまう 「これがほんまの会議や」なんて言葉がでてきたりすると、、それはもう主客転倒の極み。
数年前にたずさわったある商店街組合。定例会の後、決まったメンバーで飲み会を必ずしていた。参加してない私は、そこでの様子を後から聞かされたりした。楽しく飲んで交友を育むのはいいのだが、ついついでてくるのが、そこにいない人への意見。ついには悪口。お酒が入ってるから勢いもつく。
と、もうひとつ。酒を飲みながら振り返る、齟齬も反対もでてくる。勢いついて語っていく。お酒がはいってるから、その場限りでしゃべる。しゃべる。会議で常に心がけてる、目的に向かって一本筋を通すこと、ここが失われていく。勢いよくしゃべってると、それが正しくなっていく。ベクトルがぶれていく。
これが最悪。合意しながら積み重ねていくことは難しい。踏みとどまり続けるための力もいる。でもそれが集団でなにかを成し遂げるということ。みんなで合意形成するための場が会議。話はそこで終わらせないといけない。
祭の後の飲み会は良い効果を生む場になりやすい。タイミングが大事だ。終わってすぐ!汗も流さぬ間にするのがよい。良い思い出をみんなで噛み締めよう。時間がたつと色々見えてくる。あそこが悪かった。ここが足りなかった。と。それはそれで精査し記録し、次へ残していかねばならない。
どんなことも、終わったらとりあえず、寄って食べて飲んで笑って、楽しかった!と締めくくろう。それが次への糧になる。
ささやかだけど大事なこと。
商店街アドバイザー
堀 登志子