笑いプロジェクト

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京都で「落語で笑って ウーンと考える会」開催します

笑いプロジェクト創設期メンバーのひとり、今は顧問を務める矢野宗宏が、来年2月3日節分に企画しました。

「ハハハと笑って ウーンと考える会」

主催は日本笑い学会。

 

 実は矢野宗弘はこの会の副会長。そして筆者 堀登志子は理事を務めさせてもらっています。名刺交換の際、渡したお相手が小さな名刺から瞬時にして「日本笑い学会理事」と大笑いしてくださる。他にもいっぱい書いてあるのに・・。という不思議に力のある学会。大学教授や医療関係やいろんな職種の人が、笑いの力を信じて、真面目に、でも「笑ってもらうこと」を姿勢に、いろいろ研究したり史跡探訪したり実践したり、楽しみながら集っている、ちょっと珍しい学会。

 

 『落語を聞いて笑って終わりではなく、今聞いた落語の中の笑いはなんだったのかと、真剣に考えてみようという。おかしみとおもしろみの両面から楽しもうという会』

 日本笑い学会が、2月の寒さ厳しい最中に、関西でも冷え込みの強い京都で主催する会。という見方もあるが、見方を変えると、設定にもおもしろみを感じることができたらきっと楽しくなる はず。

 この試み、初めてではない。数年前には、落語「一文笛」を聞いたのち、聴講者全員がグループに分かれて「ここで罪に問われることは何か誰か」と話し合った。この会に一緒に活動していた弁護士志望の大学生を伴って参加。グループディスカッションの結果を発表して、最後に弁護士先生からの分析を聞いた学生。「いろいろな側面から見る大切さ知りました。落語って深い」と学と気づきの場となっていました。今はどうしているのかなぁ。

 今回の二月の会。ネタになる落語は、上方落語の名作「莨の火」。今は天然記念物になりつつある旦那衆の粋を感じさせる名作。演じるのは後輩の浪漫亭瑠畔(ルパン)。在学時、かっこいい男性しかもらえなかった屋号の浪漫亭。彼の落語も楽しみですが、その後のセッションがどんな展開となるのか。こちらはもっと楽しみです。

 

 このコラムを読んでくださっている皆さんと、2月3日節分に、京都で共に笑ってウーンと考えることができますこと、楽しみにしております。

 

商店街アドバイザー 堀 登志子