笑いプロジェクト

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ロジカルシンキングと笑い

こんにちはjanjanです。

 

新年を迎えてから3週目となりましたが,皆さんは今年どんなスタートとなりましたか?

私は新年早々,ロジカルシンキングセミナーのネタを作っていました。ロジカルシンキングとは,物事を筋道たてて考える思考法のことです。問題解決の手法として使ったりするのですが,これって笑いをつくるときにもとても重要なんです。

枝雀師匠は笑いを「緊張の緩和」と言っています。張り詰めていたものが,ふっと解放されたときに笑いが起きるということです。皆さんが日頃の会話の中でユーモアとして使う手法の一つに「昨日病院に行ったらすごい人が待っていたよ」「どれくらい?」「なんと3000人ほど」と,あえて大げさな数を言ったりしますよね。これは,話の筋から考えて,想定外のことを言うことで笑いにつながっているわけです。

大喜利はどうでしょうか。お題「こんな医者はいやだ」,回答「占い好きで血液型占いから始まる」。医学の治療が受けられると思っていたら占いの世界から,予想外の展開に笑いが生まれます。

これらの話からもわかるように,予想外の展開をオチとして作るには,きっちりと筋道たてた思考ができることが前提となります。最近の漫才コンビの紹介で,ネタをつくる方と,作らない方という分類がよく使われるようになりました。皆さんの好きな漫才コンビのネタづくり芸人は,思いのほかロジカルシンキングができているのではないでしょうか。