こんにちはjanjanです。

さて，12月12日に朝のテレビニュースを観ていると，ギャル出身の女性がギャルに扮した女性達を講師として進める，マーケティングや組織改革，地方創生に関する社員向けのセミナーを紹介していました。複数の大手企業もこのセミナーを採用しており，その理由として既存概念からの脱却や新たな発想を生み出したいなどの声が上がっているそうです。この説明を聞いて，いったいどんなセミナーなんだろうかと気になって，思わずニュースに見入ってしまいました。

ニュースではセミナーの様子を取り上げていました。セミナー教室はクラブ（おじさまが行くホステスさんのいるクラブではなく，ギャルが出没するDJのいるクラブです）のように派手な電飾で彩られて，受講生は自分が持っている中で一番派手な私服で参加します。受講生全員がお互いをニックネームで呼び合い，敬語ではなくため口で意見を出し合います。ギャル特有の「アゲアゲ」の高揚感を出しながらセミナーを進めていくそうです。

　講師の代表を務める女性は，ギャルの特性は「自分軸」「ポジティブ」「独創性」であると指摘します。これをセミナーを受講する企業の社員にも実践してもらうことで組織改革を進めていきたいと述べていました。

　笑いプロジェクトも，「笑い」をベースにして緊張感や形式張った関係性を和らげて社員の思考や，他者との関係性の向上に取組む点ではよく似ています。このニュースを観て，笑いプロジェクトも社員の意識改革だけでなく，マーケティングや地方創生などの新たなアイデアを出すことをサポートする形への取組みも考えられるなと思った次第です。

　出張先で，朝のちょっとしたニュースを観て感じ，これからの笑いプロジェクトのあり方を考えさせられました。