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秋は祭の季節。
先日日曜日は 尼崎 塚口商店街の秋祭縁日でした。
コロナの三年間中止になっていた祭復活。「あれどうだったっけ?」「どこに声かけたらよかったっけ」と記憶をたどり記録をめくり、てんやわんやの中で開催。蓋を開けたら・・「あれ買うの忘れてた」「これ用意忘れてた」とまたまたてんやわんや。
とドタバタでしたが、まちの人がたくさん集まってくれて、開催以来の来場者、そして売上でした。
この祭 休みの店が多い日曜日に、休みの店主たちが集まって、テント立てて、焼きそば焼いて、子供のゲームのお相手して。本当に手作りで開催してます。
元はと言えば、神社の秋祭に繰り出される五基の地車やふとん太鼓を「お客さんに見てもらいたい」という気持ちから生まれました。と言っても大上段に構えるわけでもなく、「こんなのどうかな」と呟いた一言を拾って、みんなで形にしただけのこと。
当日来れる人はきてねぇのグループラインで、お店がお休みの店主たち、全員集まってきたのは朝8時。二日酔いや徹夜明けにフラフラのメンバーもいましたが、声かけあってテント立てて、10時半開催。いきなりお客さんがどんどんやってきて、あっという間に足りなくなる食材。フランクフルトは、近所のスーパーのを買い占めてしまいました笑
「お客さんにまちの祭を見てもらいたい」という気持ちだけを大切に、タイムスケジュールや役割分担表などを決めることもなく、ただ集まっただけで、みんながみんなできることをやってた一日。こんなことができるのも、毎月集まってワイワイ意見を言い合う定例会を開いて、コミュニケーションをはかっているから。お互いの顔も声も知ってて、お互いを思いやる、そんな関係ができているから。
尼崎市の塚口商店街。ふと立ち寄って笑顔になれる商店街、店主がみんな笑っている商店街を目標に、自らを「塚口笑店街」と掲げてます。
商店街アドバイザー 堀 登志子