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笑ってまちおこし〜落語で遊ぼ

大阪府池田市は、2007年に「落語のまち池田」を掲げてまちおこしを始めました。落語のネタを一席お店が受け持って、それにちなんだ商品を開発する「落語一店一席 おたなKAIWAI」もそのひとつ。

 落語のまち池田の歯医者さん「こいしこども矯正歯科」。落語「手水回し」をネタに 2018年から隔月で落語会「手水寄席」を続けてきてます。コロナ禍でも合間をぬって続けていた落語会。「口は健康のもと ちゃんと食べることが大切 健口」と掲げる小石先生。自ら天満天神繁昌亭で落語を習い「恋歯家歯っ恋」という高座名で手水寄席でおしゃべりしてます。(舞台は人を育てるという言葉通りどんどん上手になってます)

今年5月から新しい試み「手水寄席〜阪大生と落語で遊ぼ」を始めました。阪大=大阪大学の落語研究部は隣駅石橋に学舎があります。近くの大学として、これまでもずいぶんと支えてくれてきました。今回はまるっと全部お任せしたかたち。プログラムは、落語二題と落語にちなんだワークショップ、そして大喜利と、恋歯家歯っ恋先生の「健口咄」。

 初回5月に集まった子どもは7名。落語「平林」を聞いた後、3チームにわかれて落語の一節をしゃべる大声コンテスト。お稽古から大盛り上がり。先生役の学生が「すごいなぁ」とびっくりするほど。高座にあがってこれまた大きな声でもりあがります。

大声だしたら気持ちが開放されたのか、「大喜利したい人」の呼びかけに全員が手を上げました。子どもも一緒にきた大人もずっと笑顔です。声をだしたり高座にあがると 心が開放されるのか どんどん笑顔が大きくなって 動きも大きくなっていきます。帰るときまで楽しそうな顔はかわりませんでした。

 時代とともに変容していった「落語」は、年代を超えて楽しめるものなのでしょう。子どもたちから笑顔がまちに広がっていけばいいなと思います。

 

 二回目は7月18日午前中です。どんなのになるかなぁ・・楽しみです。

 

 

商店街アドバイザー 堀 登志子