日本笑い学会は全国に1000人の会員を抱える、笑いのオーソリティが集まる学会です。私は名刺に日本笑い学会理事といれさせていただいているのですが、とても小さな字なのに、みなさん名前の次に注目してくださいます。「ええ・・・笑い学会」と目が点になるのです。

「大学の先生から医療関係者、学生さんまで広く、笑いを真面目に研究している人の集まりなんですよ」とご説明すると、以前は「へーぇ」と驚かれることが多かったのですが、最近は「笑いは大事ですよね」と共感してくださる方も増えています。嬉しいことです。

さて学会ですので、毎年、学会があります・・・ややこしい。毎年強者どもが研究成果を携えて一同に集まり発表するのです。他の学会と違うのでか、広く門戸が開放されていることと、楽しいこと。なんてったって笑い学会ですから。参加費を払えば、懇親会にも参加できます。懇親会の司会には、当プロジェクトの矢野がひっぱりだこです。

昨年は関西大学堺学舎でした。テーマは「おもろ大阪　笑うまちには福来る」。基調講演は「日本チャップリン協会会長のおおのひろゆき先生の「チャップリンとひっとらー　　いかにして　独裁政治に勝利したか」でした。

そして私は、「歯医者嫌いを克服する笑いの力の可能性」をテーマに、池田の歯医者さんこいし歯科の小石先生と一緒に研究発表。たいそうなテーマですが・・・笑うと人がよってくる・笑うと信頼関係が生まれるといった、経験値をもとに今までの考察をのべさせていただきました。

今年は石巻。未踏の地です。なんせ東北は仙台と青森しかいったことがなくて。。。しかも仕事からみ。学会は7月15日16日の２日間。楽しみな２日間になりそうです。

みなさんも参加できます。詳しくは日本笑い学会で検索してみてください。東北の地で笑ってお目にかかりましょう。

日本笑い学会理事　商店街よろず相談アドバイザー

堀 登志子